千と千尋の神隠し千尋の職場は風俗?!
その中に出てくる大きな銭湯。
その正体はなんと風俗ではないかという説があるようです。
千尋の職場は風俗?!
油屋で千尋は「湯女」として働くことになります。作中の描写だけ観ればお風呂係くらいの印象ですが、実は「湯女」とは古くから遊女(売春婦)を示す言葉です。 また現在では居酒屋さんのイメージが定着していますが、赤ちょうちん(赤いランプ)は全世界共通で売春宿の印で、赤を基調としたインテリアは江戸の遊郭を想起させます。 ここから導き出されるのは、本作は風俗産業を舞台にしているということです。ではなぜ国民的ヒットが予想される劇場アニメで、風俗産業を組み込んできたのでしょうか。 宮崎監督自身は本作についてのインタビューで、現代の世界を描くには風俗産業がふさわしいと思う旨の発言をしています。 性風俗に対する是非はさておき、監督の真意を考えながら鑑賞してみると、また違ってみえるかもしれません。