火垂るの墓主人公はニート?!
主人公の清太(14歳)妹の節子(4歳)が戦争の中頑張り抜く感動的な映画です。
そんな清太の本性がニートだったようです。
裕福だった説
映画内に清太と節子がご飯を食べているのを母が、うちわで扇ぐシーンがあります。
その時の畳の綺麗さや、母の着物と節子の洋服がとても綺麗なので裕福な家庭だったことが伺えます。
そして父は、海軍の大尉で高級取りな仕事をしていました。
そんな中母は、亡くなり保険金¥7,000を手にしていました。
今で言うと、1000万の保険金を受け取っていたのですが、その時にはもうお金は何の価値もなく物々交換で物を得ていたので、お金は意味なくなってしまったようです。
清太はニート?!
空襲によって家をなくした清太たちは西宮に住むおばさんの家でお世話になっていました。
ところが、清太は「学校が燃えたからいけない」などといい、学校にも行かずに働かない選択をした上、家事を手伝うこともなく、日中はゴロゴロ過ごすか節子と遊んでいたのです。
態度も悪く、食事を出して貰ってもお礼もせずに文句をつける始末…
今で言うニートの完成ですね。
おばさんは再三注意したものの、清太は一向に働かずに態度も変わりませんでした。
「火垂るの墓」の中ではおばさんの実娘だって国のために働いていました。
やがておばさんも「働かないのに食事は与えられない」と考え、清太たちの食事は段々と粗末なものになっていきました。
「火垂るの墓」のレビューの中には、おばさんの発言や態度が厳しいと私も思いましたが、納得できます。
でも、母も亡くなり父も安否がわからないとそうなってしまっても仕方ないのかなと感じましたし、節子の面倒を自分で見なくてはいけない、元々裕福だったため働くという考えがそもそもないのかなと思ったり。
みなさんは、どう思いますか?
筆者が清太について解説
「社会生活ぬきの家庭を築きたかった。まわりの大人たちは冷たかったかもしれない。しかし、清太の方も人とのつながりを積極的に求めるどころか、 次々とその機会を捨てていく。」
とコメントしていました。
これらの生活は、節子との家庭を作ろうと必死に頑張っていたのかもしれませんね。
今回は、私の好きな戦争をテーマにした映画を考察してみました。
次回の都市伝説もお楽しみに!
読んでいただきありがとうございました!いつもお疲れ様です。